ASL(Arioka Sound Lab)は主に銘木を使用したオリジナルのスピーカーや関連アイテムを製作する個人事業主です。材料は全て天然無垢材から切り出して制作しています。よって同じ形状でも同じ色合いのものはない全て一品物となります。製作にあたって音質追求はもちろんでが、私は世に無い作品を作る喜び、ユーザー様は世に無い製品を所有する喜びを共有できることを目指して日々励んでおります。全て受注生産での対応ですので作品例を参照いただき気に入った作品がありましたら気軽にお声がけいただければ幸いです。
あくまで個人が趣味で製作している作品をご関心をもっていただいた方にお譲りするというポリシーでおります。よって市場の製品と比較しての音の良し悪しや外観、価格などの優劣は発信いたしません。製品説明に記載している評価の記述は全て他社製品との比較ではなく私個人の主観であることをご理解ください。また、私たちが対価を払って物品の購入や飲食などのサービスを受ける時に対価を支払う相手の印象が悪いとその記憶がいつまでも残り対価に見合う満足は決して得られないと思います。私の作品に対価をお支払いいただける方にそのような記憶は絶対に残さないことを念頭に置いて取り組んでおります。
私が銘木無垢材に拘る理由は音質追求と言いたいところですが、実際合板やMDF材などと比較してもブラインドテストでは銘木であるがゆえの有意差はほどんどないと思います。それでは何故高価な銘木に拘るかといいますと合板やMDF材では作っていても楽しくないのです。大変な労力をかけて目止めをして塗装をして仕上げなければ美しい作品にはなりません。その点銘木は加工前の状態でも既に美しく、ちょっとペーバーがけやオイル拭きをするとますますその美しさを発揮してくれます。そんな愛着が私が銘木を好んで使用する理由となっています。ほとんどの作品で花梨を使う理由は花梨は銘木の中でもまだ比較的安価であり市場の流通量も他の銘木に比べれば多いことと花梨の色合いが好きなことが主な理由です。花梨の落ち着いた色合いは洋室、和室を問わずよく調和し工芸品としてもその存在感を主張してくれることと思います。
私は少年の頃からオーディオ好きで長岡鉄男氏の記事などを参考に自作スピーカーを製作しておりましたが社会人になってからは仕事が忙しく自作オーディオからは長らく離れておりました。60歳で定年退職後は好きなスピーカー作りの趣味に没頭しようと自宅に簡素な作業場を作って自作スピーカーを作ってはオークションに出品して次の作品を作る資金としておりました。落札者様から概ね高い評価もいただいたことから自分の力試しに月刊ステレオ誌が主催するスピーカーコンテストに応募したところ初応募の第13回は10位以内に入賞して雑誌掲載され翌年の第14回は光栄にも優勝させていただくこともできました。これが自信となり2025年にA.S.L(AriokaーSoundーLab)という個人事業主の登録をし2026年からHPも開設して広く一般から受注を受ける運びとなりました。
Arioka-Sound-LabのAriokaは戦国武将荒木村重の居城、有岡城(伊丹城)の当時の城内に自宅が位置することとこの地名に愛着があることから命名しました。Soundは言うまでもなく音に関する職種であること、あとLabについては私が木工に関しては全くの独学でまだまだ職人と名乗れる域には達していないことと私の職歴が半導体製造会社で技術畑一筋であったことから職人をイメージする工房より、技術者をイメージするLab(Laboratory)を選びました。